思惑
<8699>澤田HDが仮想通貨の取引所をやるのではないか?
理由1
澤田HDグループのiXIT株式会社の人材募集ページに仮想通貨の新規企画を検討していると書かれている。iXITは自社やグループ会社の開発もやるとの記載あり。
現在、AIや仮想通貨を使用した新規企画も検討しています。
理由2
澤田HDの仮想通貨への取り組みで、すでにテンボスコインというものがあり、
ICOを行うかは不明だが、「金本位制に基づく「仮想通貨」創設を視野」とのこと。
自社の仮想通貨取引所でテンボスコインを上場させるのが効率的なのでは?
・ハウステンボスが独自通貨テンボスコインを発表/世界初の金本位制仮想通貨
・世界初 金本位制に基づく「仮想通貨」創設を視野-社員対象に電子通貨の実証実験を12月開始 キャッシュレス化によるサービス向上めざす
<今後の展開について>
本実証実験を通じて、お客様のご利用を想定し、利用シーンや技術面・セキュリティ面での課題を抽出し、本格運用に向けて改善を行っていきます。また、ハウステンボスに留まらず、電力小売り事業を展開する「HTBエナジー」をはじめ、グループ会社のほか、周辺地域の事業者が「テンボスコイン」に参画できるようブロックチェーンプラットフォーム技術の検証も予定しています。
将来的には「テンボスコイン」を、円やドル、ビットコイン等との両替可能な「仮想通貨」とすると同時に、世界初の「金本位制に基づく仮想通貨」として運用する計画です。今後も本計画の早期実現に向けて、様々な関係企業と連携しながら開発を進めていきます。
理由3
澤田HDの株主には仮想通貨取引参入が確定したゴールドマンサックスインターナショナル
株主 ゴールドマン・サックス(12.3%)
ゴールドマンサックスは先日、仮想通貨の取引に参入すると報道されましたね。
世界の大手も仮想通貨 顧客需要根強く ゴールドマン、関連商品売買 ナスダック、取引所を検討
ゴールドマンは近く、自己資金を使って顧客との間でビットコインの関連商品の売買を始める
世界的金融機関のゴールドマンサックスが売買してくれれば手数料だけでどのくらいになるのだろうか。ゴールドマンサックスとWinWinになれるような仮想通貨取引所だと良いですね。
理由4
澤田HDグループには世界各地に金融関連の会社が多数あり()、シナジーやノウハウが多くあると考えます。仮想通貨の取引所を始めることに何も違和感ありませんね。
澤田HDグループ金融関連会社一覧
・株式会社外為どっとコム(日本)
・エイチ・エス証券株式会社(日本)
・エイチ・エス債権回収株式会社(日本)
・キルギスコメルツ銀行(キルギス共和国)
・ソリッド銀行(ロシア連邦)
・ハーン銀行(モンゴル)
・仮想通貨取引所?
ちなみにですが、キルギスでは仮想通貨は大変な盛り上がりなようです。
・カザフスタン、キルギスタン、ウズベキスタン、仮想通貨への取り組み
Isakov氏によると、Kyrgyzstanは、デジタル変換をもたらすべきプログラムの一環として、政府が資金を提供するプロジェクトに仮想通貨支払いを導入する予定です。 「Taza Koom」は、オープンで透明な状態を構築し、生活水準を高め、ビジネス環境を改善することを目的としています。 その実施を通じて、国は「新興の技術財とサービス」を利用するつもりである。
キルギスタン政府当局は、政府サービスへのアクセスを改善するプログラムから、より安全な道路用の交通カメラを設置するキャンペーンまで、一連のプロジェクトに仮想通貨を費やす予定です。
最近、大和証券も仮想通貨ビジネス参入に意欲的だと出ていました。
大和証券はFXに変わる仮想通貨と考えているようです。澤田もFXの会社やってますし、その辺は感じているでしょうね。
終わり
人材募集に仮想通貨のビジネス検討中という事実から、
澤田HDの現状を鑑みて思惑・理由を並べてみました。近い将来この思惑が事実に変わることを楽しみにしたいと思います。
現在時価総額400億円 PER8.6倍 浮動株3.4%
業績好調・株価割安帯・仮想通貨関連最後の希望・澤田HD